菓子製造技能士

菓子製造技能士は菓子作りの実務経験者を対象に、その技能の実力を国が認定する資格です。洋菓子部門と和菓子部門があり、一定の技能レベルを満たしていれば合格できますが、国が認定している技能士の中では合格が難しい試験だと言われています。

洋菓子部門、和菓子部門ともに1級、2級が設置されていて、受験するには一定の実務経験が必要となります。実務経験のみの場合で2級は3年、1級は12年(2級取得者はその後5年)が必要です。試験はいずれも学科試験と実技試験が行われます。学科は食品一般、菓子一般、関係法規、安全衛生分野から出題されます。実技試験は事前に告知されます。例えば

洋菓子部門

■1級:4種類のビスキュイ・ア・ラ・キュイエールの製造及びデコレーションケーキの仕上げを行う。<試験時間=3時間15分>

■2級:4同割りスポンジ生地の製造及びデコレーションケーキの仕上げを行う。<試験時間=2時間45分>

和菓子部門

■1級:淡紅ぼかし上用まんじゅうの製造、練り切り製品(はさみ菊)の製造、羊羹の紋様埋め込み加工及び扇形羊かんの包丁仕上げを行う。<試験時間=3時間30分>

■2級:田舎まんじゅうの製造、練り切り製品(なでしこ)の製造及びどら焼きの皮を製造する。<試験時間=1時間45分>

というような実技試験が用意されています。

今や、有名パティシエのお菓子は大人気で注目を集めていますが、洋菓子店、和菓子店共に、見た目の華やかさは裏腹に高い技術が要求される厳しい世界です。菓子製造技能士の試験に合格することは、製菓業界で働いていく上で、確実にステップアップに繋がることでしょう。
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参考資料
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